本ページのコンテンツ
知的財産管理技能検定1級 実技試験とは
知的財産管理技能検定1級 実技試験の試験日
知的財産管理技能検定1級 実技の勉強方法(試験対策)
知的財産管理技能検定1級 実技試験の合格率 算定方法
知的財産管理技能検定1級 実技試験の合格率(特許専門業務)
知的財産管理技能検定1級 実技試験の合格率(コンテンツ専門業務)
知的財産管理技能検定1級 実技試験の合格率(ブランド専門業務)
知的財産管理技能検定1級 実技試験の難易度

知的財産管理技能検定1級 実技試験とは
知的財産管理技能検定1級の学科試験に合格しますと、次は実技試験が行われます。
2級や3級のように、学科試験の同日には実技試験は行われません。
実技試験に合格しますと、一級知的財産管理技能士の国家資格を手に入れることができます。
知的財産教育協会からは、知財検定1級の実技試験については、次のような情報が適用されています。
実技ではまず、筆記試験と口頭試問がある点を認識する必要があります。
(1)実技試験の筆記試験について
筆記試験は、記述式の試験です(事例問題2題・小問計5問)。
「試験室A」において実施され、解答用紙に解答する試験時間は20分を想定しています。ただし問題の長さによって毎回変わりうるそうです。
知的財産教育協会からの公式な情報ではありませんが、これまでの実施実績では、1級実技試験の記述方式は、基本的には正誤判断の問題です。
各設問について、課題が「ある」または「ない」を答えとして記入するだけの簡単なものですので、マークシートとほとんど違いはありません。
(2)実技試験の口頭試問について
口頭試問は、別室「試験室B」で行われます。
筆記試験の試験問題に関する技能検定委員との質疑応答を行います。
そして、
①業務上の課題の 発見
②解決策とその理由付
③説得力
の観点から総合的な知的財産管理(特許専門業務/コンテンツ専門業務/ブランド専門業務)に関する技能の評価を行うとされています。
試験時間は、第1題に関する質疑応答が約4分、第2題に関する質疑応答が約6分、計約10分です。
なお、1級実技の口頭試問においては受験者がどのようなお人柄であるとか、受験の動機、実務経験がどのようなものであるかといったことが問われるものではありません。
設問に関して問われるだけです。
質問されたことについて、簡潔に答えればよいでしょう。
合格マニュアルのユーザー様で、学科試験の合格のご連絡を頂けた方、すなわち「合格者の声」としてメッセージをお寄せ頂きました方には、実技試験情報(PDFファイル)を無料で進呈しております。
当日の緊張感が伝わる生々しい内容で、実技試験対策として有効だったと、ご好評を頂いております。
→ 「実技試験について」(特許専門業務)
1級 特許専門業務の実技試験対策の参考用です。
→ 「実技試験体験記」(コンテンツ専門業務)
1級 コンテンツ専門業務の実技試験対策の参考用です。
※ブランド専門業務用の合格マニュアルはまだございません。
<本ページのトップ>
知的財産管理技能検定1級 実技試験の試験日
知的財産管理技能検定1級の実技試験の試験日は、学科試験の試験日と同日ではありません。
毎年、次のように試験日程が組まれています。
特許専門業務の学科試験: 11月の試験日
特許専門業務の実技試験: 3月の試験日
コンテンツ専門業務の学科試験: 7月の試験日
コンテンツ専門業務の実技試験: 11月の試験日
ブランド専門業務の学科試験: 3月の試験日
ブランド専門業務の実技試験: 7月の試験日
学科試験を突破して、すぐ次の機会の実技試験を受験する場合、約4か月の準備期間があることになります。
しかし、正式な合格発表を待ってから実技の準備するとしますと、準備期間は1か月ほど短くなります。
<本ページのトップ>
知的財産管理技能検定1級 実技の勉強方法(試験対策)
学科試験対策では、どうしても「詰め込み」的な学習も必要になろうかと思います。学科試験を突破した暁、すなわち知的財産管理技能検定1級の実技試験対策ではには、こういう勉強をしよう、ということを思い描き、それを楽しみに学科試験対策の苦痛を乗り越えて頂きたいと思います。
もちろん、実技試験 でも学科試験の知識がベースになりますから、【知財検定1級 合格マニュアル】を復習されることも有効な勉強方法ですが、消化不良のままとなっている事項の復習をする、専門書を何冊も通読してみる、などいくらでも好きなように勉強できるわけです。
ただし、実際には、実技への対応方法は戸惑うものかも知れません。
実技試験の勉強方法に迷って時間を無駄にするようであれば、実技対策としては学科試験の復習をしっかりと行うようにすればいいでしょう。
合格マニュアルの問答集の正誤判断における「誤り」は、知財検定1級実技試験の「課題がある」に相当します。
学科試験対策との違いですが、実技対策では「課題がある」理由を、声に出して簡潔に答える訓練を行うことをお勧め致します。
<本ページのトップ>
知的財産管理技能検定1級 実技試験の合格率 算定方法
知的財産管理技能検定の申込者数、合格者数は、知的財産教育協会様より公表されています。
そのデータをもとに、知的財産管理技能検定1級の実技試験の合格率とその推移を整理しました。
知的財産教育協会様のデータは、最近では実際の受験者数は非公開となりましたので、合格率は次の算定式で計算しています。
合格率(%)=合格者数÷申込者数×100
<本ページのトップ>
知的財産管理技能検定1級 実技試験の合格率(特許専門業務)

平均合格率: 87.1%
最高合格率: 100%
最低合格率: 61.8%
※「実技試験について」(特許専門業務)
<本ページのトップ>
知的財産管理技能検定1級 実技試験の合格率(コンテンツ専門業務)

平均合格率: 82.5%
最高合格率: 96.3%
最低合格率: 66.7%
※「実技試験体験記」(コンテンツ専門業務)
<本ページのトップ>
知的財産管理技能検定1級 実技試験の合格率(ブランド専門業務)

平均合格率: 79.1%
最高合格率: 94.7%
最低合格率: 44.2%
<本ページのトップ>
知的財産管理技能検定1級 実技試験の難易度
合格率から判断しますと、知的財産管理技能検定1級の実技試験の難易度は高いものではないように見えます。
しかし、決して実技試験を侮ってはなりません。
学科試験と同じ難易度と心得るべきでしょう。
また、口頭試問があり、これの緊張感は実技試験を受けた者でなければ分かりません。
普段なら平易なことでも、当日の緊張感の中、思うように実力を発揮できないということも起こり得ます。
しっかりと、実技試験対策を行ってください。そして、早めに準備に着手することです。
すでに一級知的財産管理技能士の方で、学科免除で他の専門業務の実技試験を受ける場合でも、学科試験に合格できるレベルの知識を習得されることをお勧め致します。
※知的財産管理技能検定1級の合格のために
<本ページのトップ>
<知的財産管理技能検定1級について>
<知財経営研究社/出版事業>