知的財産管理技能検定の合格率を知るための「データ・資料」が、知的財産教育協会様より公表されています。
過去1年のデータは、次のようなものです。
合格率は気になるかも知れませんが、合格するための準備としましては、出題された問題をしっかりと正答するための準備をするということにつきます。
知的財産管理技能検定の3級と2級であれば、市販の教材を勉強すれば合格できます。
毎回の試験における合格率にはバラツキがありますが、合格率が高くなりそうな回を予想することはできません。前回は低かった(難しかった)から、今回は高く(易しく)なると予想するのは安直すぎるということだと思います。



知的財産管理技能検定1級の学科試験では、次のようなものとなります。
コンテンツ専門業務:11.0 %
特許専門業務 :10.7 %
ブランド専門業務 :7.2 %
ただし、回によって少なからず変動があります。
1級では、総じて、6~20%弱といったところかと思われます。
※知的財産管理技能検定1級の合格率
正解が公表され自己採点できますので、調整して合格者を減らすことはできないでしょうが、得点調整を行って合格者を増やすことは行われることがあります。
知財経営研究社では、毎回の知財検定1級コンテンツ専門業務と特許専門業務の学科試験合格者のご連絡を頂いておりますが、回によっては正式結果発表において3~4問も自己採点を上回る得点となっているとご連絡を頂くことがあります。
いずれにしましても、1級では、45問中36問以上の正答を目指し、なおかつ受験者の上位数%に入る、という2つの要素を満たすように心掛けて臨むことが肝要となります。