特許庁が2007年4月に公表した、「戦略的な知的財産管理に向けて-技術経営力を高めるために-<知財戦略事例集>」は、企業における知財戦略、知的財産マネジメントのあり方を検討する上でとても参考になる文献です。
どちらかといえば、中小企業よりも大企業の知財担当者にお勧めしたいものです。
「オープン&クローズ戦略」とか、「オープンイノベーション」といった言葉は登場しませんが、今でも大いに参考になる内容だと思います。
この「戦略的な知的財産管理に向けて-技術経営力を高めるために-<知財戦略事例集>」は、知的財産管理技能検定1級の特許専門業務で頻繁に出題の素材とされています。
知的財産管理技能検定1級 特許専門業務の学科試験の過去問としては、少なくとも第5回、6回、9回、13回、16回、22回、25回の知財検定試験に出題されています。
学科試験だけでなく、実技試験の素材とされたであろうこともあります。
なお、合格マニュアルでは、知財戦略関連の事項は、お客様専用Webページの「補足問答集」でカバーしております。
過去問として出題された事項、今後出題され得る事項をカバーしております。
この<知財戦略事例集>は、知財検定1級の試験対策としてだけではなく、知的財産実務に携わっておられる方には一度はお目通しされることをおすすめしたいと思います。
また、知的財産管理技能検定1級特許専門業務の、実技試験対策としても読まれることをお勧めします。
※知的財産管理技能検定1級について
知的財産管理技能検定1級の合格のために
国家検定 知財検定1級 合格マニュアル
<知財経営研究社>