知的財産管理技能検定の試験形式には、学科試験と実技試験があります。
学科試験は、3級、2級、1級を問わず、いずれもマークシート方式の筆記試験です。
実技試験は、3級と2級は記述方式の筆記試験です。問題形式は、以下の4種類です。
①選択式問題
選択肢の中から解答を1つ選び、その選択肢の記号を記入する。
②語句記入問題
語群の中から解答を選び、その語句を記入する。
③計算問題
問題の指示にしたがって計算し、その数値を記入する。
④思考過程を問う問題
正誤を判断して○か×を記入し、その理由を選択肢の中から選んで記入する。
※実技試験(記述方式)の詳細について(知的財産教育協会)
知財検定1級の実技試験は記述方式の筆記試験と口頭試問です。
これまでの実施実績では、1級実技試験の記述方式は、基本的には正誤判断の問題です。
各設問について、課題が「ある」または「ない」を答えとして記入するだけのものです。
知的財産管理技能検定試験は、技能検定制度に基づく検定試験のため、名称としては「実技」という名前がついた試験も行われていますが、3級と2級であれば、準備すべきことは学科試験とほとんど違いがありません。
知財検定1級につきましては、実技試験においては口頭試問がありますので、それなりに学科試験との相違点を心得ておくといいと思われることがございます。
しかしながら、実技は学科を突破してから準備すればいいですので、まずは学科試験の対策をしっかりやることだと思います。
実技対策として準備すべきことも、学科試験を突破するために習得すべき知識事項をしっかりと頭に定着されることが基本となります。
なお、1級実技の口頭試問においては受験者がどのようなお人柄であるとか、受験の動機、実務経験がどのようなものであるかといったことが問われるものではありません。
設問に関して問われるだけです。その中で、受け答えの的確さ、説得力などは評価されるのだろうと思います。従いまして、まずはしっかりと学科試験を攻略するための勉強をするが基本ということです。
※知的財産管理技能検定1級実技試験の試験形式(知的財産教育協会)
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※知的財産管理技能検定1級の合格のために