知的財産管理技能検定には3級から1級まであります。
多くの国家検定試験がそうだと思いますが、特に2級と1級とでは難易度に大きな開きがあります。
3級と2級は、市販のテキストや問題集をしっかりこなせば多くの方が合格できると思います。
全くの初心者の状態から始めても、例えば2級であれば2~3冊の市販教材をしっかりと習得すれば合格圏内に到達できるのではないでしょうか。
合格率等のデータだけでは、知的財産管理技能検定の難易度を適切に表現することはできません。
知的財産管理技能検定1級や弁理士試験に挑戦しようと思う方に属するグループ(母集団)、思わない方に属するグループとの間で、すでにマインド・素養等に大きな開きがあるのではないでしょうか。
そして、1級に挑戦しようと考え、実際に受験する母集団において、上位数%~10数%に入らなければ1級には合格できないということになります。
受験慣れしていない方は、知的財産管理技能検定3級や2級から挑戦されてはいかがかと思います。
3級は教養レベルといったところですので率直に申し上げて心もとないですが、知的財産管理技能検定2級レベルに達すれば知的財産業務の実務においてもかなり役立ちます。
1級では、現在のご自身の知財業務では遭遇することのないであろう専門知識についても習得することが求められます。
※知的財産管理技能検定1級の合格のために
<知財経営研究社>